【初心者向け】犬のおすわりの教え方 決定版!

犬に対しての命令といえば、やっぱり最初に思い浮かべるのは「おすわり」ですね。

「おすわり」と言ったときにちゃんとおすわりをしてくれたら、それだけで感動ものです(笑)。

ただ、命令というのは、そうやって感動するためだけのものではありません。

飼い主と犬とって、命令は飼い主の意思を汲み取らせるための重要な手段です。

今回はその命令の一番基礎である「おすわり」の教え方を解説します。

いつごろおすわりを教えればいいのか

おすわりを教えるのは、犬を家に迎えたときからです。

次項に記述するとおり、犬におすわりを教えるのは食事時が最適です。

途中まで何も教えずに食事を与えて、途中からおすわりを教えるとなると、犬はこう思うようになります。

「今までは何もしないでもご飯をくれたのに、今日から何かやらないといけなくなったの?」と。

このように余計な混乱を招いてはいけないので、犬を家に迎えたそのときから、ちゃんとルールとして覚え込ませるようにしましょう。

食事時は犬におすわりを教える良い機会

食事時は命令を覚えさせるのに良い機会です。

このときにおすわりを教えましょう。

おすわりの教え方は以下の通りです。

目標として、まずは「おすわりとはなんなのか」ということを教えます。

  1. まず皿にドッグフードを入れているところを犬に見せ、注意を引きます。
  2. その皿を犬の頭の上に持ち上げて上を向かせ、のけぞらせるようにします。
  3. そうすると自然とお尻が下がるようになります。
  4. 「おすわり」と言いながら、お尻を手で下に押さえつけ、おすわりの体勢を取らせます。
  5. 1秒ほどその状態を維持したら、頭を撫でて褒めながら皿を下ろします。

これを食事ごとに行うことで、犬には「食事のときにはおすわりをする」と覚え込ませることができます。

人間でいうなら「いただきます」と手を合わせるような感じです。

しばらくすると皿を持ち上げて「おすわり」と言っただけで、おすわりをするようになります。

当然のようにおすわりをするようになっても、ちゃんと褒めてあげましょう。

そうやって「おすわり」が何であるのかを分からせたあとは、皿を持ち上げず、最初から目の前の置くようにします。

ただしこのとき、食器の上に手をかぶせるなどして、犬には食べられない状態にします。

そして犬がやきもきしているときに「おすわり」と言いましょう。

犬はこれまでの経験からおすわりがどういうものかわかっているため、とりあえずおすわりをします。

わからないようであれば、ちょっとお尻をポンポンと叩いてみたり、軽く下に押してみてヒントを与えてあげましょう。

それで犬も「これのことかな?」という感じでおすわりをするようになります。

そうしたら褒めて、手を皿からはずし、食べられる状態にしてあげてください。

これで食事時におすわりはできるようになります。

食事時以外でもおすわりをするように教えるには

あなたが犬と遊んでいるときも、命令をおぼえさせるいい機会になります。

やり方は食事時と同じような方法です。

食事のときは「おすわりをしたら食事がもらえる」というご褒美でしたが、今度は「おすわりをしたら遊んでもらえる」というご褒美を与えるようにします。

具体的には以下の通り。

犬があなたに甘えようとやってきたときに、目を見て「おすわり」と言ってみましょう。

最初はそんなことは無視して甘えてきます。

でもそれを許さず、寄ってきたらちょっと突き放して、何度も「おすわり」と言ってみましょう。

食事時におすわりが何であるかを理解している犬は、とりあえずおすわりをするようになります。

このときも、犬がどうしたら良いのかわからないときは、「おすわり」と繰り返し、お尻をポンポンと叩いてみたり、軽く下に押してあげてください。

そうすると素直にその力の方向に従って、おすわりをするようになります。

おすわりをしたら褒めて、遊んであげてください。

犬におすわりを教えるにあたっての注意点

あくまで命令に従うようにする

前項で「遊ぶ前にはおすわりをさせる」ということを説明しました。

しかしこれを繰り返していると「おすわりをしないと遊んでもらえない」と思うようになります

命令があろうがなかろうが、とりあえずおすわりをするようになるんです。

ですから、「おすわり」を省略して、そのまま遊んであげることも混ぜてください。

そうすれば「おすわりと言ったときにはおすわりをしないといけないんだな」「おすわりを言わなければそのまま遊べるんだな」と理解するようになります。

こうなったら、「命令をされたときにおすわりをする」ということを認識するようになり、食事時でも遊んでいるときでもなくとも、おすわりの命令に従うようになります。

逆に命令してもおすわりをしなかった場合は、かるく叱り、「おすわり」と言いながらまた軽くお尻を下に押してみましょう。

そうすると「ん?ああ、そうだった。」というような感じでおすわりをするようになります。

呼び方は統一する

「おすわり」「SIT」「すわれ」など、おすわりの呼称はいろいろありますが、呼び方は統一してください。

いろんな呼び方がごっちゃになると、犬も混乱してしまいます。

最後に

今回はおすわりを覚えさせる方法について解説しました。

犬にも個体差がありますので、簡単に覚えてくれる子もいれば、忍耐強く教える必要がある子もいます。

ですが、いずれも共通していることはあり、それは「褒めて伸ばす」ことです。

ちゃんと命令を覚えさせて、犬とのコミュニケーションを取れるようになりましょう。

おすわりは食事のときに教えるのが効果的だと言いましたが、その食事の与え方も参考にしていただければと思います。